エレファントティスとマダガスカリエンセの胞子も見てみよう
リドレイにつづいてエレファントティスとマダガスカリエンセの胞子もゲットしたので画像をあげてみる。
エレファントティスの胞子はこんなかんじ
型
形がそろっていない。不定形
もう少し拡大すると
やはり潰れてしまっている胞子が多い。一部はリドレイと同じように黄色い色をしているがやはり不定型。これはエレファントティスではなくて何か雑種の胞子なのか。もしくはエレファントティスが不定型の胞子をつくるのか興味が出てきた。とりあえず文献を調べてみようと思う。
マダガスカリエンセの胞子はこちら
こちらはリドレイの胞子とよく似たマメ型
plant-animal-ecology.hatenablog.com
ここまで3種のビカクシダの胞子を見てきたが、マメ型で黄緑っぽい色が特徴だった。サイズも大きめなのかもしれないが詳しく調べるためには精度の良いスケールが必要だ。
そのうち胞子の培養日記はじめます。
リドレイの胞子
この写真はビカクシダの胞子。胞子だけをもらったとので正確にはわからないがおそらくリドレイらしい。シダ植物の胞子は肉眼では茶色の粉のように見えることが多いがそのほとんどは胞子嚢とその他の構造物(トリコームなど)で胞子自体を肉眼で認識するのはけっこう難しい。
写真の黄色い粒が胞子で、胞子嚢の中にはいったままのものも多いので針でほじくり返して実体顕微鏡で観察してみた。
マメ型でサイズはおよそ80μmほど(手元の15cm定規を使ってスケールをとったのでかなり適当)。
色は薄く黄色みがかって見える。茶色や黒っぽいの胞子をもつシダは多いと思うがこのリドレイ?の胞子は少し変わっていてスギナやゼンマイのような緑の胞子とも少し違うようだ。ただし未成熟の可能性もある。
光学顕微鏡で見たところ。真ん中に丸い構造物が見えるが何なのかはよくわからない。ピントの加減かもしれない。
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ナンゴクサンショウモ(Salvinia cucullata)栽培日記
植物の紹介
早速、栽培日記ということで本日は知人から頂いた植物を紹介したいと思います。
知人はアクアリストでメダカを飼っているそうなのですが、水槽でどんどん増えるということで少し頂きました。アクアリストにはお馴染みなのかもしれません。
ナンゴクサンショウモ(Salvinia cucullata)
浮草です。写真の丸いのは水で、ハスのような浮草と同じく水をしっかりはじいています。
サンショウモということで頂いたのですが、私の知っているサンショウモと違い何か違和感がある…
Wkikipediaの画像と比べると頂いた個体は葉のぶつぶつ見当たりません。これは本当にサンショウモなのでしょうか?
“SONO アクアプランツ ファーム” 水草情報局さんのページを参考にすると
水草図鑑『サンショウモ』 ( 観賞魚、水草 ) - “SONO アクアプランツ ファーム” 水草情報局 - Yahoo!ブログ
サンショウモではなくサルビニア ククラータ(ナンゴクサンショウモ)が正解みたいです。
実体顕微鏡で観察してみる
葉の様子、1cmにも満たない。表面にはびっしりと毛が生えています。これが水をはじく秘密です。
もう少し拡大してみるとこんな感じ。毛にはいくつか節があるのが見えます。
そして根。とおもいきやWikipediaによるとこれは水中葉とのことでこの植物は根がないそうです。つまり、葉が互生しているように見えますが、実は三輪生なのです。
とりあえず水につけて栽培を始めます。シダ植物なんで光はあまりいらないでしょう。一年草みたいですが、暖地では多年草になるみたいなので室内栽培で冬を迎えそうです。
ブログ開設テスト
ブログ開設テストページ
このページはテストなので後日消去する予定です。
筆者はブログ執筆は初めてです。
このブログでは身近な動植物の観察日記を報告していきます。
日常生活の中で周りいる生物の行動、栽培記録などに焦点をあてたのがこのブログです。
基本的にはデジカメ、スマホの写真が中心になりますが、顕微鏡を使った観察についてもそのうち掲載していきたいと思います。
自然観察日記
これは2018年春に栽培したマリーゴールド。自作の特製培養土の試験のために栽培したものです。ちょっと特殊な培養土でうまく栽培できるかわからなかったのですが。培養土に直接播種し、水を与えただけでここまで育ちました。試験は成功です。
ハサミムシって知ってますか?おしりにハサミを持った昆虫です。害虫として扱われることが多く飼育されている方は珍しいかもしれません。
定期的に更新することを目標に書いていきたいと思います。
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